構造性能
木造
レオパレス21では、それぞれの商品に合わせて3つの構造タイプから採用。先進の技術と施工品質により、いずれも高い構造性能を実現しています。2階建タイプは、木造軸組工法をベースにした集成材金物工法。信頼の工法とゆるぎない構造性能が、大切な資産を守ります。
構造性能
強度・精度に優れた集成材金物筋交い工法
高い耐震性・耐久性を誇る集成材金物筋交い工法は、構造材にムク材の1.5倍もの強度を有する高品質な集成材を使用。接合部分には、より安定した構造体を構築する金物工法を採用しています。レオパレス21の高い構造技術は、東日本大震災で1棟も倒壊しなかった事でも証明されています。
2階は剛床構造
2階の床は、厚さ28mmの構造用合板を直接梁と密着させて床を歪みにくくした「剛床」構造です。一般的な構造の2階床に比べ、剛床は地震力を耐力壁に伝達する力が約2.5倍。耐力壁で揺れに抵抗することで、建物の変形を防ぎます。
筋交い・制震ブレースをバランスよく配置
建物全体に筋交いの入った構造壁をバランスよく配置することで、地震に強い安定した構造を構成。さらにオプションで地震の揺れを吸収する制震ブレースを各面に配置することもできます。地震のエネルギーを摩擦抵抗で吸収して、建物の変形(層間変位)を平均で60%程度に抑えます。制震ブレースの採用により、耐震性能は住宅性能表示制度における耐震等級3(最高等級)相当を実現しています。
標準設定のベタ基礎と土台パッキン
ベタ基礎とは、立ち上がり部分だけでなく底面全体に鉄筋コンクリートを打ち込む基礎工法です。荷重が分散するため不同沈下に強く、地震に対しても高い設計強度を保ちます。また基礎と土台の間に通気スリットを設けた土台パッキン工法により、床下の湿気だまりを解消しています。
構造計算により高い安全性を確保
木造の建物は多くの場合、壁量計算のみで構造計算を行うことなく建築されています。これに対しレオパレス21では木造でも企画・設計段階でしっかりとした構造計算を実施し、安全性を確認しています。
遮音性能
レオパレス21の賃貸住宅は音の問題に配慮した「最新の工法」を取り入れています。
木質系賃貸住宅において業界最高水準を実現
住宅の床の衝撃音は、足音などで生じる低音の「重量衝撃音(LH)」と、スプーンなどを落としたときに生じる高音の騒音「軽量衝撃音(LL)」が基準です。「ノンサウンドフロア」は重量衝撃音性能LH-55以上(等級4)、軽量衝撃音性能LL-40以上(等級超)を達成。これにより、一般的な木造住宅との比較では、重量・軽量衝撃音ともに、3ランク以上高い遮音性能を実現しています。
耐火性能
防火地域にも対応する45分準耐火構造
都市部では建物の不燃化を進めるため、用途地域とは別に防火地域・準防火地域の指定があります。レオパレス21の賃貸住宅は、木造でも45分準耐火構造で、準防火地域では延床面積1,500㎡以下、防火地域でも100㎡以下であれば建築可能です。
耐久性能
通気構法で壁体内結露を防止
外壁は多層構造ですが、透湿防水シートとサイディングの間に通気層を設けています。室内から透過した湿気は通気層を通って屋外に排出され、万一雨水などが浸入しても防水シートを伝って流れ落ちます。外壁の内部に湿気がこもらないため結露が発生しにくく、腐朽による躯体の劣化を防ぎます。
劣化対策等級3認定
住宅性能表示制度 劣化対策等級3認定
賃貸住宅ブランド「MIRANDA(ミランダ」「CLEINO(クレイノ)」の木質系商品は、住宅性能表示制度の「劣化対策等級」において、最高等級の“3” に認定された賃貸住宅です。
劣化対策等級とは
住宅に使用される材料の劣化の進行を遅らせるための対策がどの程度講じられているかを評価します。 柱、梁、主要な壁等の構造躯体に使用されている材料に主に着目して、劣化を軽減する対策の程度を評 価して等級で表示します。 材料の種類により劣化の原因や対策方法は異なり、木造住宅では、水分や湿気による木材の腐朽やシロ アリの被害を軽減するための対策として、通気・換気をはじめとする構法上の工夫や、高耐久の木材の 使用といった材料の選択などを評価します。
対象商品
※上記対象商品は2019年3月18日以降のご契約より、「劣化対策等級3」認定となります。