猛暑でも室内を快適にする秘訣!エアコン活用術と猛暑対策グッズ

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猛暑対策:グッズ編

エアコンを使う以外にも、夏を涼しく快適に過ごすための工夫は数々あります。生活の中に取り込みやすく簡単に涼感を得られるグッズや方法をご紹介します。

水の気化熱を利用する「冷風扇」

水が蒸発するときには、周囲の熱を奪う「気化熱」という現象が起こります。この気化熱を利用して冷たい風を送り出してくれる「冷風扇」という家電製品があります。

フィルターに水分を送り込み、そこに風を送ることで水が蒸発するという仕組み。見た目や大きさは扇風機に似ており、エアコンのような大掛かりな設置工事が不要で、手軽に取り入れられるのが特徴です。

気化熱を利用するので、室内のぬるい風を送るだけの扇風機よりも涼しさを感じられます。最近では氷や保冷剤を入れることできるタイプも発売されており、気持ちのいい清涼感が得られると人気です。

ひんやり素材の「抱き枕」

暑くて寝苦しい熱帯夜には、抱き枕がおすすめです。冷感生地の抱き枕を使うことで、身体の広い面積をひんやり冷やし、体感温度が下がります。

また抱き枕を抱いて寝ることで胎児のときに近い姿勢となり、幸せのホルモンと言われる「セロトニン」が分泌され、精神的にリラックスできる効果があるとされています。

脇の下を冷やす「小型クーラー」

リンパが集まる脇の下を冷やすことで、効率的に体全体の温度を下げることができます。保冷剤を包んだタオルや、買ったばかりの冷えたペットボトルなどを挟むことで、一時的にも身体の熱を逃がせます。

脇の下を冷やすための専用のクーラーもあります。シャツの袖にクリップで装着できるほど小型なため、コンパクトで目立たず、職場などでも手軽に使えます。

猛暑対策:室内編

お金をかけずともちょっとした工夫で夏の熱さを和らげることができます。日常生活の中で実践できる、家で涼しく過ごすためのコツをご紹介します。

内側から涼しくする食べ物

夏においしいそうめんや冷ややっこ。涼し気な見た目により、気分的にも涼しさを感じられるだけでなく、内臓が冷えることで一時的に体温が下がります

トマトやキュウリ、ナスといった夏野菜もおすすめ。水分がたっぷり含まれているので体温を下げる効果が期待できます。また、こうした夏野菜には利尿作用があるカリウムも含まれているため、体にこもった熱も外に出すことができます。

参照元 > 熱を下げる食べ物!身体に熱がこもってしまうのはどうして? | | ほっとニュース

カーテンを閉める

部屋に熱気がこもる原因は窓や開口部から進入する熱です。外部から部屋の中に入ってくる熱の70%は、窓や開口部から入ってくると言われています。

太陽の熱が室内に進入することで、部屋の中の気温が上昇します。仮に窓を閉めきって熱気が入らないようにしていても、ガラスやサッシから熱が伝わります。

カーテンを使えば日光を遮ることができる上、ガラスやサッシから侵入した熱が室内に伝わりにくくします。外出前にカーテンを閉めておくことで、帰宅したときのムンムンとした熱気を抑えられます。光を通さない遮光カーテンや、熱を通しにくい遮熱カーテンなら、もっと高い効果が期待できます。

服の素材を工夫する

麻やポリエステルといった通気性が良い素材の服を着るようにしましょう。ベトベトとした不快感を軽減できるだけでなく、汗も蒸発しやすくなるので体温も下がります。

特に肌に直接触れるインナーが重要です。近年では「冷感インナー」と呼ばれる商品も増えており、通気性・速乾性が高く、肌触りもさらっとしているので猛暑を乗り切るのに最適です。

実際に冷感インナーを着てサーモグラフィーで体温を測定したところ、10分後にはインナーを着用している部分の温度が下がったという実験結果もあります。

逆におすすめできないのは、ウールやナイロンといった通気性が悪い素材です。体温を上げ、ムレの原因にもなるので夏場は避けるようにしましょう。

テレビやパソコンなど家電をこまめにオフにする

テレビやパソコンは電気を使うことで熱エネルギーを発生させます。家電類は使っていないときにはこまめに電源を切ることで室内の気温上昇を防ぐことが可能です。また、電気代の節約にもつながります。

家を涼しくするならヒノキがおすすめ

木材は水分を含んでいて、湿度が高くなると空気中の水分を吸収し、低くなると放出する性質があります。建て替えやリフォームを検討されているのであれば、素材にこだわるのもいいかもしれません。

例えば檜。高温多湿な日本で育った檜はその性質が強く、檜の柱1本でコップ10杯分もの湿気を吸収し、常に50~60%に保つ働きがあるとされています。暑い夏、寒い冬にも1年を通して快適な室内空間を維持できます。

まとめ

日常生活で手軽に実践できるコツから、グッズ、さらにはIoTを駆使した最新技術や家の素材まで、家で涼しく過ごす方法をご紹介しました。これで今年の夏は暑さ知らず。ぜひ、今日から取り入れてみてください。

檜の家とは

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