世界に存在する変わった保険18選！日本にもある珍しい保険とは

日本にもある！使える変わった保険

ここまでは、主に海外の変わった保険を紹介してきましたが、日本にも変わった保険が存在します。そのなかから実用的なものを、シチュエーション別にご紹介します。

お天気保険は、天候の変化で支払われる保険です。旅行やレジャーの際に利用し、旅先で雨に見舞われた場合の旅行代金の一部あるいはすべてが戻ってくる内容です※。
※保険会社によって対応が異なる場合があります。

旅行を計画する際は、時間に余裕を持って進めることが多いかと思われますが、お天気保険なら天気の読めない1カ月から数カ月先の旅行に便利です。国内だけでなく、海外で利用できる場合もあります。

旅行に関わる保険として、旅行キャンセル費用保証保険も挙げられます。急な事故や病気で旅行に行けなくなったとき、旅行のキャンセル料を還元してくれるものです。通常であればキャンセル料が戻ってくることはありませんが、保険を使えば次の旅行資金に還元された額を回せます。

コンサートなどのチケットキャンセルの補償をしてくれる保険もあります。病気やけがのほか、同行者がイベントに行けず自分も行けなくなった場合などに代金を補償してくれる保険です。数千円ほどのチケットであれば必要ないかもしれませんが、数万円以上するようなチケットは保険をつけておくと安心です。

痴漢冤罪にあったとき、あるいは痴漢の被害にあったとき、すぐに弁護士に依頼できるようにヘルプコールができる保険です。昨今では痴漢被害をでっち上げるような犯罪も発生しており、いざ当事者になるとパニックになりかねません。このような保険があれば、少しは冷静に対処できるでしょう。

自動車部品保険は、車両保険では補償されない故障を補い、自動車部品を交換するための保険です。

多くの自動車所有者が、任意の自動車保険や車両保険に加入していますが、主には「事故」を対象としており、車の「故障」には対応していません。

エンジンなど数十万円する部品もあるので、車を長くお得に使いたいと考えるのであれば、メンテナンスのために加入しておくと安心です。

アウトドアやスポーツ中のケガや道具の破損を補償してくれる「野外活動保険」というものがあり、ハイキングやトレッキング、サイクリングやカヌー・カヤックなどで活躍します。

アウトドアで活動中の事故によるケガの補償をはじめ、捜索救助費用、ご家族や救援者が事故現場へ向かう交通費や宿泊費、他人をケガさせてしまったときの賠償責任補償、カメラなどの持ち物の盗難や破損などに対応できます。

山岳保険は、山登りでもしものことがあったときに使える保険です。死亡保障やけがの補償のほか、高額になりがちな遭難者捜索や救援費用について、特約で補償をつけられるものもあります。

登山者が噴火に巻き込まれたり、遭難したりするなど、日本でも山岳事故は多数報告されています。山登りやロッククライミングが趣味という人ならつけておきたい保険です。

ドローン保険はドローン所有者のための保険です。ドローン本体に関する保険、ドローン操作ミスによる賠償保険があります。

動画投稿サイトなどに投稿する目的など個人でもドローンを扱う機会が増え、それに伴いドローンに関する事故も起きています。自動車保険や自転車保険の損害賠償保険と同じように、いざというときの備えとして加入しておくことが大切です。

世界には変わった保険が多々あります。一生縁がないような保険から、変わり種でも実用性のある保険まで様々です。

日本国内においても、ここでご紹介したものの他にも様々な保険があります。保険の基本は「転ばぬ先の杖」ですから、自身で何か新しいことをトライする際は、それに関わる保険の有無を確認してみるのが大切かもしれません。