定年後も再び仕事を始める方法!65歳を超えても現役

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独立開業して自営業を始める

ネットショップの開設など

雇用に限らず、自身で事業を立ち上げるという手もあります。必ずしも多額の資金を投入して事業を開始する必要はありません。ネットショップの開設など小資本からできるビジネスもあります。

趣味で扱いに慣れている商品をフリマアプリで販売したり、仕事で身に付けてきたスキルやノウハウをマッチングサイトなどで提供したりするなどの方法で、小規模であっても楽しみながら仕事ができる環境も整っています。

定年後に農業を始める「定年帰農」

都会で定年まで働き、セカンドライフは故郷に戻って実家の農家を継ぐというケースや、新たなチャレンジとして就農するというケースなどがあります。

定年後、ある程度の時間とお金の余裕があって、農業にやりがいを感じるという人には適した選択肢かもしれません。

求人紹介サービスの活用

新しい働き口を探すのであれば、以下のような施設やサービスを活用するのが良いでしょう。シニア向けの求人もありますので「もう60歳だから」と諦めるのは早計かもしれません。

ハローワークの活用

ハローワーク。正式名称は「公共職業安定所」と呼びます。

ハローワークは国によって設置された施設で、「国民に安定した雇用機会を確保する事」を目的としています。そのため、職業の紹介業務以外にも、就職についての相談・指導、雇用保険の受給手続きなど、様々なサービス業務を行ってくれます。

利用するための準備は不要です。お近くのハローワークに行ったらハローワークカードに自分のプロフィールと経歴を記入し、求人情報検索端末で求人を探します。そして気になる求人があれば、窓口に相談します。

求人の種類も大企業から中小企業まで幅広く、中にはハローワークにしかない求人もあります。雇用形態も、正社員・派遣社員・パートなど様々。無料で利用できる点からも、気軽に活用してみるといいでしょう。

シルバー人材センターの活用

仕事やボランティアを紹介することで、高年齢者の健康や生きがいの増進を図る組織としてシルバー人材センターがあります。公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会がとりまとめを行っていますが、基本的に、全国の市区町村にセンターが置かれています

各センターが企業や公共団体から請負や委任として仕事を受け、高年齢者などに業務を割り振ってくれます。そのため、センターや仕事の依頼者が「雇用主」となるわけではなく、あくまで契約に従って取り決めた仕事を遂行する「個人事業主」として働くことになります。

仕事のあっせんを受けたい場合は、まず身近な市区町村のシルバー人材センターに入会の申込みを行います。

企業や公共団体、一般消費者がシルバー人材センターに仕事を発注しますので、センターでは受注した仕事を入会員に割り振ってくれます。そして受注した仕事が完了すると、センターが配分金の支払いを行います。

求人紹介サービスの活用

企業が運営する求人紹介サービスを利用するのも有効です。

基本的な利用方法は、サービスに会員登録し、プロフィールや職務経歴などを登録。その後自身で求人を探して応募し、選考を進んでいくことになります。

「マイナビ」や「リクナビ」といった大手サービスが一般的ですが、最近ではその中でもシニア向けのサービスを展開している場合も少なくありません。「シニア」「60代」などのキーワードを含めて検索すれば、シニア向けの求人サービスが見つかると思います。

基本的に無料で利用できますので、気軽に活用してみることをおすすめします。

まとめ

老後の仕事は、必ずしも収入を目的として働くわけではないと思います。また、収入が目的であったとしても、正社員ばかりが仕事の形ではありません。

何のために仕事をするのかを明確にすると、ライフスタイルにピッタリの働き方が見えてくると思います。まずは自分の今までの経歴を棚卸しして、今後のライフプランを作ると良いでしょう。

特集:定年後の時間を有効に使う方法

第1回定年後の余生。セカンドライフを充実して過ごすために考えるべき5つの準備
第2回セカンドライフが楽しくなる趣味の見つけ方と人気の趣味
第3回65歳を超えても現役!シニアから再び仕事を始める方法
第4回定年後の夫婦生活を楽しく円満にする秘訣