注文住宅の注意点
1.入居までの期間が長い
注文住宅は一から設計・施工をしますので、規格住宅と比較して入居までの期間が長くなります。「いつまでに入居したいか」を決めて、ハウスメーカーや工務店にはっきりと伝えておきましょう。
2.規格住宅と比較すると費用がかかり、予算オーバーする可能性がある
注文住宅はオーダーメイドであり、規格住宅と比較すると費用がかかります。希望を盛り込みすぎると予算をオーバーすることもありますので、設計段階で優先順位をはっきりと区別して、どこにお金をかけるかを決めておきましょう。
3.一からつくるので、完成がイメージしづらい
規格住宅は、すでに建物の施工実績があり、完成後のイメージもしやすいです。一方、注文住宅は一から設計するので完成した建物がありません。
完成形が想像できるパース(3Dイメージ図)を設計段階で作ってもらい、自分の要望が反映されているかを確認しておくことが重要です。
注文住宅ならこんな家もできる!
それでは注文住宅で実際にどんな家ができるのでしょうか?いくつか実例をご紹介しましょう。
素材にこだわった家
注文住宅では好きな素材を選ぶことができます。
最近人気なのが木をふんだんに取り入れた家。日本人は古くから木との馴染みが深いためか、今でも木から得られるぬくもりや柔らかみ、香りを大切にしたい人が多いようです。
たとえば、株式会社もりぞうの注文住宅は「100年住み継ぐ家」をコンセプトに、良質で高級感がある木曾ひのきを使い、お客様の希望に合わせフルオーダー。世代を超えて愛されています。
自分のこだわりを取り入れた家
「リゾートホテルのような家」「日本家屋の縁側を取り入れた家」など、全体的な雰囲気やテイストから家を考えることも可能です。
キッチンにこだわる人も多く、料理しながら家族とコミュニケーションがとれる「対面キッチン」や、食料品や食器の収納に便利な「パントリー」なども自由自在です。
趣味の空間もつくることができるのが注文住宅の魅力です。子どもの勉強スペースや書斎スペースのほか、映画鑑賞やスポーツ鑑賞が好きな人が「シアタールーム」を取り入れた事例もあります。
狭い土地や変形地を活かしたユニークな家
狭小地を所持していたAさんは、土地が狭いため縦に長い三階建の家を建てました。白を基調としながら木目のデザインを取り入れたり、家の中心を吹き抜けにするなど工夫をこらすことで、光が溢れる明るい空間を実現しました。
こういった好みによりそった家、限られた土地を活用した家を建てるなら、設計コンシェルジュとつくる【「○○」の家】がおすすめです。狭い土地や変形地を活用した家づくり、趣味を活かせる家など、完全オリジナルな家づくりを得意としています。
一方で失敗する事例もあります。特に間取りの設計は難しく、収納スペースが少なくなってしまったり、生活導線が悪かったりという失敗はよくありますので、具体的なイメージを膨らませることが大切です。
まとめ
自由度が高くて自分好みの家がつくれる注文住宅。失敗しないためには、綿密な計画とハウスメーカー・工務店選び、そして何よりご家族が思い描く「マイホーム」を具体的にすることが大切です。ぜひ一度、家族みんなで話し合う機会を設けてみましょう。