2019年最新お年玉事情!年代別の金額相場や知っておきたいマナー

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子供たちにとって、お正月はお年玉がもらえる嬉しい季節です。しかし大人にとっては「いくら渡すか」「誰に渡すか」など、意外と判断が難しいイベントでもあります。

そこで今回は、最新のお年玉事情やお年玉のマナー、お年玉と税金の関係や豆知識などを紹介します。

2019年お年玉の相場は?単価が上がっているってホント?

年代別お年玉の金額相場

未就学児の相場は500~1,000円ほど。自分でお金を使うことができない年齢ということもあり、金額は低めの相場です。「お年玉をあげない」という人も珍しくなく、現金ではなくおもちゃなどをあげる人も多いようです。

小学生1~3年生になると金額は1,000~2,000円程度にアップ。子供もこれぐらいの年齢になると自分の判断でお金を使えるようになるため「お年玉をあげない」「現金以外のものをあげる」という人は少数派です。

小学校4~6年生になると相場は2,000~5,000円程度中学生では3,000~1万円程度となりますが、1万円以上渡す人も少なからずいるようです。お金の価値や使い道が明確になる年齢ですので、3,000円以下では「少ない」と感じられてしまうかもしれません。

高校生になると相場はさらに上がり、5,000円~1万円が一般的です。

高校を卒業したあとは意見がわかれます。高校卒業を機にお年玉をあげない人もいれば、「未成年は子供」ということで20歳まで渡していたり、社会人になるまであげる人もいます。

あげ方にも一工夫

シンプルにポチ袋にお金をいれて渡すのも良いですが、あげ方を一工夫することでエンターテイメント性が増し、お正月が大きく盛り上がるかもしれません。

ある方は、空のポチ袋と瓶いっぱいに詰めた小銭を用意して、「お年玉の詰め放題」をするそうです。

子供たちは瓶の中を見ずに小銭を掴み、ポチ袋に入れられるだけ小銭を詰めます。ポチ袋の大きさを変えることで、年齢に応じて詰められる小銭の量を調整していますが、掴んだ小銭の種類によって金額の大小が変わる所に面白さがあります。

別の方は、毎年トランプやカルタなどのゲーム大会を開催。ゲームの順位に応じてお年玉の金額も変えています。

また、例えばトランプなら「フルハウスは1,000円」など、上がり目に応じた「特別賞」を設定しており、勝ち負け以外の楽しみを加えました。子供たちは毎年「今年のゲームは何だろう」と楽しみにしているそうです。

どれくらいの関係まで渡す?

お年玉を誰に渡すか、その線引は明確には決まっていませんが、「自分の子供」「甥や姪」「従兄弟」「親戚の子供」ぐらいまでが一般的です。少数ではありますが、「お正月にたまたま会う機会があったから」という義理で、近所の子供にお年玉をあげる人もいます。

親戚にお年玉を渡す場合は、金額や内容についてご家族に事前に相談しておくようにしましょう。各家庭の事情や兄弟の有無、地域性などがありますので、上記の相場にとらわれることなく、各ケースに応じて相談しておくことでトラブルを未然に防げます。

お年玉は目上の人が下の人にあげるものですので、たとえば上司の子供にお年玉をお渡しするのは失礼にあたります。そういった場合は「お年賀」として品物をお贈りするようにしましょう。

お年玉に現金以外を渡す場合

現金以外をお年玉として渡す方もいます。以下ではいくつか例を紹介します。

図書カード

子供に直接渡すのではなく、自分で商品を選べない小さな子供を持つ親に向けて「これで絵本を買ってね」と渡す方法です。

電子ギフトカード

Amazonや楽天、GooglePlayやAppleStore、任天堂などで使えるプリペイドカードを贈る方法です。デパートや家電量販店だけでなく、コンビニでも販売しているため、入手が簡単なのが特徴です。

また、実物のカードを買わずに、インターネットを介して電子データとして贈ることもできます。「正月に帰省できなかった大学生の甥っ子・姪っ子に贈る」など、直接会えない人に渡したいときに有効です。

おもちゃや本は相談

お年玉の代わりにおもちゃや本を赤ちゃんや幼児にあげたい場合は、被りなどがでないように事前に親へ相談すると良いでしょう。

また、小学生であれば一緒に大型ショッピングセンターに行って、本人に選んでもらうのも良いかもしれません。久々に会う甥っ子・姪っ子・孫とのコミュニケーションにもなります。