構造性能
鉄骨造

レオパレス21では、それぞれの商品に合わせて3つの構造タイプから採用。先進の技術と施工品質により、いずれも高い構造性能を実現しています。3階建・4階建は、鉄骨ブレースパネル工法を採用しています。粘り強い鋼材が、優れた耐震性を発揮。耐久性にも優れています。

LSP

構造性能

強度・剛性に優れた独自のLSP工法です

LSP(Leopalace Steel Panel)工法とは、当社が独自に開発した鉄骨ブレースパネル工法です。ブレース(筋交い)を一体化した鉄骨パネルを使用しているため、地震や台風で加えられるエネルギーを分散。建物の変形やねじれを防止します。レオパレス21の高い構造技術は、東日本大震災で1棟も倒壊しなかった事でも証明されています。

構造バランスに優れたパネル構成

LSP工法では、各住戸の構造強度を高めるようにパネル配置を行っています。加えて同じ形状の住戸が並んでいるため、構造が安定。また接合部には、通常の約2倍の強度をもつボルトを使用しています。

■ブレースパネル構成

ブレースパネル構成のイメージ

■ブレースパネル

ブレースパネル

■ブレースパネルの強度

筋交い(ブレース)構造は揺れが少なく大切な資産を守る

地震の揺れを吸収する制震ゴムダンパー

鉄骨パネルで構成する躯体には、制震ゴムダンパー※をバランスよく配置しています。特殊粘弾性ゴムが伸び縮みすることで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収。震度6強の場合、建物の水平変位を最大で60%程度減少させることが可能です。制震ゴムダンパーの採用により、耐震性能は住宅性能表示制度における耐震等級3(最高等級)相当を実現しています。

※オプション仕様

■制震ゴムダンパーの仕組み

揺れに応じてダンパーが伸び縮みして地震エネルギーを熱に変換して吸収

基礎はダブル配筋の鉄筋コンクリート造

基本となる鉄筋コンクリート連続布基礎は、網目状の鉄骨を二重に配置するダブル配筋。さらに通常の1.4倍もの強度を有するアンカーボルトで基礎と建物を緊結しており、地震への耐力を高めています。

■鉄筋コンクリート連続布基礎

鉄筋コンクリート連続布基礎のイメージ

三次元構造解析により高い安全性と多様なプランに対応

レオパレス21では全棟で三次元構造解析を実施しています。 これにより、高い安全性と多様なプランへの自由度を実現しています。

■三次元構造解析

■モデルデータ

遮音性能

レオパレス21の賃貸住宅は音の問題に配慮した「最新の工法」を取り入れています。

レオパレス21ノンサウンドシステム

耐火性能

1時間準耐火構造/耐火構造

鉄骨造の3階建は、1時間準耐火構造。準防火地域では、延床面積1,500㎡以下であれば建築が可能です。建築地が防火地域に指定されている場合には、耐火構造への仕様変更を承ります。また、鉄骨造の4階建は耐火構造。規制の厳しい防火地域でも建築が可能です。

■防炎性能試験

耐久性能

通気構法で壁体内結露を防止

外壁は多層構造ですが、透湿防水シートとサイディングの間に通気層を設けています。室内から透過した湿気は通気層を通って屋外に排出され、万一雨水などが浸入しても防水シートを伝って流れ落ちます。外壁の内部に湿気がこもらないため結露が発生しにくく、腐朽による躯体の劣化を防ぎます。

■外壁の構造

石膏ボード、強化石膏ボード、通気層、断熱材、柱、防水紙、ハット型ジョイナー、通気金具、サイディング、シーリング

■通気構法

夏は冷気効率がアップし、冬は冷気を防ぎ結露を防ぐ

「ミランダ」「クレイノ」を構築する基本スペック

3つの構造タイプ