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家も建てられない土地を復活させる9つの土地活用術

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狭い、形が悪い、立地条件が悪いなどといった理由で、家を建てることもできず、活用できずに持て余している土地はありませんか?

放置されたままの土地がある一方で、思わず感心するような活用方法を実施している事例を街で見かけます。

今回は家も建てられない土地を復活させる土地活用術をご紹介しましょう。

狭小地の定番コインパーキング

一括借り上げ方式を使えば、駐車場運営のノウハウがいらない点に加え、設備投資や管理費も不要。毎月、安定した収入が得られることからコインパーキングが急成長を遂げています。

一括借上げ方式とは...
コインパーキング会社が、土地所有者から遊休地などを賃貸して、駐車場機器を設置する法式。賃貸形式となっており、毎月指定の地代がコインパーキング会社から土地所有者に振り込まれるため、利用状況に関わらず毎月定額の代金が持ち主に振り込まれる。

短期間でも活用可能で、投資額が比較的小さく、撤退や転用がしやすいといったメリットがあります。そのため「将来的には家を建てたいが、もう少し準備に時間を掛けたい」といった場合に、家を建てるまでの短期間の土地活用方法として採用されるケースがあります。

コインパーキングといっても、車ばかりが対象ではありません。駅近の狭小地であれば、自転車やバイクの駐輪場として活用されている事例も最近では増えています。

実はコインパーキングには隠れた魅力があります。土地を第三者に賃貸し、賃借人が駐車場経営を行うことにより、土地使用者の負担で駐車場設備を設置すれば、賃貸借とみなされます。

これにより土地は賃借権の価値を控除した金額で評価されます。土地の評価額を抑えることで、相続対策も兼ねることができます。

古典的な土地活用としての貸看板

東京大阪間の新幹線の車窓から見える景色。そこには創意工夫を凝らした様々な種類の貸看板があることに気づかされます。

こうした看板は昔からある土地活用で、実は大きなビジネスマーケットでもあります。

電車から見える看板の多くは、本来であれば土地活用などできそうもない田畑や建物の屋上などに設置されているもの。新幹線から見える巨大看板は特殊な例ですが、ロードサイドで看板を設置するスペースさえあれば、土地活用は可能です。

ビジネスのノウハウが無くとも、専門業者に依頼し、賃料だけを受け取ることもできます。広告が確定してから収益が発生する「広告主契約後プラン」や、広告主が決まらなくても収益が発生する「年間契約プラン」など、業者によってさまざまなプランが用意されています。

ハイテクやITが席巻する現代社会のなかにあってアナログ感がただよう貸看板は、ニッチですが面白い活用方法のひとつです。

フランチャイズが台頭するコインランドリー

最近、注目が集まっているのがコインランドリー経営です。コインランドリーなら10坪程度の狭い土地であっても、十分に活用が可能です。

コインランドリーのフランチャイズ化も進んでおり、フランチャイズ店舗ではオーナーの経営効率を高める様々なサポートが行われます。

SuicaやPASMOなどの電子マネー、ポイントカードシステム、遠隔操作現金返却システム、遠隔運転操作機能、 毎日0時に売上がメールで報告される売上管理システムに対応するなど、IT化が進んでいます。

2016年11月にはコインランドリー運営会社が上場したことで、土地の有効活用という点ばかりではなく、投資家からの注目も高まっています。

新たな投資対象としても注目されるトランクルーム

近年急速に市場規模を拡大しているのがトランクルームです。トランクルームは既存の建物を改築したものやコンテナ型のものなどがあります。

「設備更新のためのコストが安いという」「一旦借り手が付けば、退居は少なく、稼働率も安定しやすい」「駅からの距離や方角も関係なく、マンションなどと競合しない」といった魅力があります。

比較的高利回りが期待できるトランクルーム経営には個人だけではなく、機関投資家も注目しています。低金利で行き場を失った投資マネーが流入しており、トランクルームを対象とした不動産投資信託(REIT)を組成する動きも見られます。

他にもこんな土地活用方法も

その他にも、工夫とアイデアを凝らして狭い土地を活用している、以下のような事例もあります。

ランチ販売のワゴンの駐車スペース

オフィスビル近くの小さなスペースを活用する方法として、サラリーマンやOLなどを対象にした昼食弁当の販売を目的としたワゴン車の駐車スペースとして貸し出す、といった方法が取られたケースがあります。

弁当販売を路上で行った場合、警察から注意を受ける場合があります。したがって露店を出したい飲食店オーナーとしては、狭いスペースであっても重宝するのです。

シェア空地

とある都内の下町に小さな空地を持っているオーナーの事例です。そのオーナーは、自身のその土地を「シェア空地」として1日数千円で貸すという土地活用方法を行っています。

利用者はそのシェア空地を、フリマや芸術家による青空ギャラリー、手作り市など、様々なイベントを開催するために使っています。中にはそこで販売していたパンにファンが付き、お店が持てるまでになったケースもあるとのことです。

変わり種自動販売機

自動販機は狭い土地活用の定番ですが、だからこそ競合も多く、儲けを出すのが難しい分野と言えるかもしれません。

そんな自動販売機で差別化を図るため、少し変わった自動販売機を設置するオーナーもいます。

「製菓工場のB級品の菓子」から「趣味の手作りスイーツやフラワーアレンジメントの自主制作物」まで。カプセルトイ(昔でいうガチャガチャ)ばかりを並べて話題になったケースもあります。

資材置き場や工事事務所

工事業者や解体業者などの建設業者に、自社の敷地に入りきらない「資材」を置く場所を貸し出すのも、ひとつの土地活用方法。ビルなどの大きな建築物の近くでは、工事事務所の設置が必要になる場合もあります。

こうした場所は少ないため需要過多な状態で、通常の借地よりも高い賃料が得られる可能性もあります。初期投資もほとんど不要なので、穴場的な活用方法かもしれません。

宝くじやタバコの販売所

宝くじやタバコの販売所であれば、変形した狭い土地でも有効に利用できます。

小さな販売所を建てるだけですので、初期投資が少なくて済みます。オーナー自身が販売をしなくとも、人に貸して賃料収入を得るという方法も考えられます。

まとめ

今回は家も建てられない土地を復活させる土地活用方法を9つご紹介しました。

かつては立地条件が土地活用の成否の多くを占めていましたが、最近ではIT技術が立地条件の良し悪しをカバーしていることに気付かされます。

その一方でアナログレコード人気が盛り上がってきているように、看板のようなアナログ的活用も一定のニーズがあるというのは興味深いところです。